歯周病を予防して健康な歯を守ろう
歯を失う最大の原因は「歯周病」
40歳以降に歯を失う原因の90%が、歯周病と言われています。
歯周病は、歯を支えている歯肉やあごの骨が徐々に破壊されていく病気です。
正しい治療やケアをせずに放置していると、やがて歯がぐらぐらになって歯を抜くことになってしまいます。
歯の手入れをよく行うことで、年をとっても健康な歯を保つことができます。
いつまでもおいしく健康に食事を食べるために、ご自身の歯の状態を確認してみましょう。
あなたの歯の健康度をチェックしてみてください。
□ | 歯垢が溜まっている |
□ | 歯を磨くときに血が出る |
□ | 朝起きたときに口の中がねばつく |
□ | 口が臭いと感じたり、いわれることがある |
□ | 歯茎が腫れている |
□ | 歯肉がむず痒い |
□ | 硬いものが食べにくい |
□ | 歯が長くなったように感じる |
□ | 歯を押すとグラグラする |
□ | 歯ぐきから出血や膿が出る |
このような症状があったら歯周病の可能性があります。
歯科医の診療を受けましょう。
生活習慣を見直して歯の健康づくり
歯周病やむし歯は、食事や睡眠、ストレス、喫煙などの生活習慣と密接にかかわり合っています。
生活習慣を見直して大切な歯を守りましょう。
歯を守る生活習慣
1.定期的に歯科検診を受けましょう
2.毎食後ていねいに歯を磨き歯垢をとりましょう
3.よく噛み、歯ぐきに刺激を与えることで、歯ぐきをひき締めましょう
4.栄養バランスの良い食事で、たんぱく質、ビタミンA・C・D、カルシウム、リンなどの栄養素をしっかりとり、歯を強くしましょう
5.タバコはやめましょう
6.質の良い睡眠をとりましょう
7.ストレス軽減に努めましょう
毎年、6月4日から10日までの一週間は「歯の衛生週間」です。
健康な歯で食事をすることは認知症の予防にもつながるといわれています。
自分の歯でおいしく食事ができるように、歯の健康づくりを考えてみましょう。