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その物忘れ、加齢?認知症?それとも脳の病気?

物忘れには様々な原因があり、症状もさまざまです。

どのような物忘れの状態かを知り、必要に応じで病院受診をしたり、

脳トレや運動で進行を予防しましょう。

 

加齢による物忘れ

どなたも加齢と共に脳の機能が衰え、年相応のもの忘れがみられるようになります。

記憶を再生する機能が衰えていき、たとえば

 

「うっかり約束を忘れてしまう」

「物をどこにしまったか忘れる」

 

などがあります。

このような加齢による「もの忘れ」は認知症の症状ではありません。

●自分が物事を忘れっぽくなってしまった自覚がある

●物事の適切・不適切の判断ができる

●昔の記憶は覚えており、日常生活に支障はない

認知症のように病状が進行したり、記憶以外の症状みられることもありません。

 

認知症による物忘れ

認知症が原因の物忘れは、物事を着多くする機能が障害されます。

加齢による物忘れと比較すると、

 

「約束したこと自体を忘れる」

「財布をしまったことを忘れる」

 

などと、そのこと自体を忘れてしまいます。

例えばアルツハイマー型認知症では、新しい記憶を覚えていられないため、

同じ内容のことを何度も何度も質問したり、食事をしたことを忘れたりということがあります。

●忘れてしまっていること自体を自覚していない

●物事の適切・不適切の判断ができない

●日常生活に関することを忘れてしまっており、支障がでる

上記のような内容がみられるときは、認知症を疑います。

また、怒りっぽくなったり、物を取られたなどの妄想が出ることもあります。

認知症かなと感じたら早めの受診をおすすめします。

 

 

脳疾患による物忘れ

物忘れは脳の疾患による症状としても出現することがあります。

以下のような症状が物忘れと一緒に出現している場合は脳の疾患も疑い、病院を受診してください。

●頭痛

●吐き気・嘔吐

●言葉が出にくい

●身体片側の麻痺・しびれ

●意欲や自発性がなくなる

物忘れにはいくつかの原因が考えられ、進行にも違いがあります。

特徴を捉え、有効な対処をしていきましょう。

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