介護が必要になる原因ランキングと予防体操
厚生労働省に調査にによると、介護が必要となった方の原因の全体の
第1位は「認知症」、2位は「脳血管疾患」、3位は「高齢による衰弱」となっています。
参考:平成28年厚生労働省 国民生活基礎調査
特に軽度の介護状態になる原因としては、「高齢による衰弱」「骨折・転倒」「関節疾患」が約半数を占めているそうです。
「膝痛・腰痛」がある方や、「骨折・転倒」を起こした方は、体を動かす機会が減ってしまいがちになります。
それが原因でさらに筋肉が衰えたりして、体の機能が低下してどんどん動けなくなるおそれもあります!
このように、体を動かさない状態が続くことによって、心身の機能が低下して動けなくなることを
「廃用症候群」といいます。
このような状態を予防するためには体を動かすことが重要です。
簡単な自宅でできる体操をご紹介
①すねの筋力アップ(10回×2セット)
椅子や壁につかまりながら、つま先の上げ下げをする
②太ももの筋力アップ(10回×2セット)
左右交互に膝を伸ばし、3秒ほどキープ
③腰・背中まわりのストレッチ(10回×2セット)
仰向けになり、片膝を両手で抱える。
深呼吸をしながら膝を胸に引き付け、10秒間キープする。
テレビを観ながらや、横になった時にできる体操もたくさんあります。
また、自宅での簡単な家事などもできる範囲で行い、廃用症候群予防に努めましょう。